ビスフォスフォネート(BP)製剤は、乳がんや前立腺がんの骨転移などには注射薬として、骨粗しょう症は経口薬として国内で販売されています。2003年に米国で初めて、あごの骨の壊死がおこる副作用が報告されました。日本でもBP製剤の普及に伴い増えています。発生率は注射薬で0.88~1.15%、経口薬で0.01~0.04%程度ですが、投与中に抜歯などの歯科治療中ですと発生率は10倍程に増加します。壊死が起こる平均的な投与期間は、注射薬で12~24ヶ月、経口薬で36ヶ月ですが、個人差があります。BP使用中は、抜歯、歯周病治療、インプラント埋め込みなど外科的処置は避ける事が望ましいです。あごの骨の壊死が起こると治りにくいので、主治医や歯科医とよく相談してから、治療してください。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/soudan/20080224-OYT8T00179.htm